quality

【構造】

弊社では、主に木造(軸組工法・枠組壁工法)を建築しています。全棟、構造計算を行い、最高等級である耐震等級3を標準仕様としています。ただし、一部超狭小間口やガレージ等、大スパンのあるプランは除きます。

【断熱】

建物の断熱性能は、「HEAT20」G1~ZEH基準を標準と設定しています。国が制定したH28年省エネ基準(次世代省エネ・等級4)を満たしていると言えば、聞こえはいいのですが、現代では高断熱と言えないと考えています。省エネ基準における6地域(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県などが該当)では、真冬に底冷え感がなく、夏季・冬季のエアコンも無駄なく効くG1を推奨としています。 弊社では一棟一棟計算により、断熱性能の確認をしていますが、建物の形状や窓が多い場合、微妙にG1の数値に届かないこともあります。このことからG1を推奨として、最低でもZEH基準を満たすことにしています。もちろん、より高性能なG2・G3と性能値を上げていくには、付加断熱やトリプルサッシの導入など、建築コストをかけることで、弊社でも可能となります。

【気密】

全棟、気密検査を実施。断熱工事が終了した段階で、専門の気密測定試験機を使い、C値(相当隙間面積)の測定を行います。住宅の気密性能を表す指標としてC値を確認します。弊社では、高気密も高断熱も、どちらか片方でも条件を満たさなければ、もはや高気密高断熱住宅ではないと考えています。

【全館空調(オプション工事)】

弊社の標準仕様となる住宅性能(G1・C値1.0㎠/㎡)をクリアした住宅には、オプションで「省エネ型全館空調・熱交換型第一種換気システム」を採用することができます。温度ムラが少なくどの部屋も一定の温度に近づけることができます。たとえ大きな吹抜けのある家でも、夏の暑さや冬の寒さなど外の気温にあまり影響されることなく、ホテルのような快適さを提供することができるのです。 導入にあたり、標準性能にこだわるには訳があります。この性能を満たさない住宅に全館空調を導入しても、エネルギーロス(=電気代)が多くなってしまいます。家の中の温度ムラは想像以上に大きくなり、かえって不快に感じてしまうからです。全館空調の効果を存分に発揮するためにも、弊社では優れた住宅性能が必要だと考えています。